これほど、
夜が明けるのを惜しいと
思ったことは無い。

2019年12月22日(日)

− 新感覚ホステル『 BOOK AND BED TOKYO 』の魅力とは −

本好きのみなさま、こんにちは。かおりです。
「泊まれる本屋®︎」をコンセプトにしたBOOK AND BED TOKYO という宿泊施設をご存知でしょうか。
たくさんの本に囲まれながら、好きなベッドで自由に過ごして、暖かい光の中で朝を迎えるのを待つ。
ただ、泊まるためにきたはずなのに。ふと手に取った本が気になり、夜遅くまで様々な物語に浸る。
そして、「いつのまにか、寝ちゃってた。」なんてことも。
今回は、そんな魅力溢れる話題のホステルの魅力をお伝えします。

 

ご紹介するのは、第一号店としてオープンしたBOOK AND BED TOKYO 池袋店。
池袋駅のC8から出て、徒歩1分のビルに BOOK AND BED TOKYO の文字が。
エレベーターで8階に上がると、とてもお洒落なエントランスにたどり着きます。
ここは、様々なお酒が並んだカウンターが特徴です。
チェックインの手続きも、なんだかムーディな雰囲気が漂います。


一人の楽しさを味わえる。 ひとりぼっちの寂しさを忘れさせてくれる。

ここからは、私の体験談。
店員の男性から施設内の説明を終え、チェックインの書類にサインしました。
すると、男性が一言。
『 僕と、同い年ですね。 』
私が東京にきた目的など、少し立ち話をしました。とても温かい人だったなあ。

中は、事前にサイトで見ていた通り、温かいオレンジ色の光で照らされていて、いたるところに面白そうな本が並んでいました。天井にもぶら下がってる…!


自分の個室も、少し狭かったけれど、とても可愛い仕様でした。
部屋というより、隠れ家のような感じ。

シャワーを浴びた後、ひと段落したので共有スペースの写真を撮っていると、今度は、一人の女性店員が私に声をかけました。
『お一人で来られたんですか?』
その女性とは、おすすめの本やここを知ったきっかけなどをお話ししました。

1人で東京に来たことはこれまで何度かありましたが、未だ慣れない土地でしばらく力が入っていた私の体は、この会話で簡単に心がほどけました。記念にと、写真も撮ってくれました。


午後23時過ぎ。

いよいよ、読書に耽ろうと、本棚の前をうろうろし、気になるタイトルの前で止まっては、
棚から取り出すことを繰り返していました。
たくさんの本の中から一冊を選ぶことがその時は困難で、
気づけば私のソファーには山積みになった本たちが。

全部読んでやるー!という気持ちだったのですが、
その日、疲れが溜まっていたので、午前2時頃には眠ってしまいました。
今思えば、あんなにワクワクした気持ちのまま、眠りについたのは初めてかも。

店員さんが、こっそり教えてくれたこと。

『 店舗によって、置いている本がちょっと違うんです。』
置いてある本が、自分にとってドンピシャなものばかりだったので、
これを聞いて、次は違う場所で利用しようと心に決めました。

ちなみに、BOOK AND BED TOKYO は、
池袋、新宿、浅草、大阪、京都、福岡 に店舗があります。
新感覚の場所だったので感じたことはたくさんありましたが、
本好きにはたまらない空間であるのは間違いないでしょう。

まさに、「泊まれる本屋®︎」。

全ての店舗にも足を運びたくなる。そんな時間を、本を愛するあなたも、ぜひ。

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